箱を投げる動作が入る技系統です。

 

 

シガーボックスは他のジャグリング道具と比べて、高さを出しにくい道具です。 

トス系統はその中でも高さを出しやすい技が多く、派手な演出がしやすい系統と言えます。

 

 

トス系の技を練習する際のコツとしては「綺麗な回転をかけて投げること」が挙げられます。

箱に綺麗な回転をかけることでキャッチがしやすくなるだけでなく、トスの軌道の安定にもつながります。

 

 

また、トス系統の技を練習する際は普段以上に周囲の人と練習場所に配慮をしてください。

 

高所から落下してくる箱の角部はとても危険です。

自分や周囲の人の体だけでなく、体育館の床など多くのものを傷つける可能性があることを忘れないようにしましょう。

 

2アップリリース

難度: 3

 

片手に持った箱と真ん中の箱を回転させながら投げる技です。
もう片方の箱は持ったままになります。
箱を投げる際は、手に持った箱を起点にして円軌道を描くようにして勢いをつけることを意識しましょう。

 

横組み オールリリース

難度: 4

 

全ての箱を回転させながら投げる技です。
投げるときに下になる手で真ん中の箱を、上になる手で下の箱をつかみます。
箱の振りを大きくすることと、膝を使うことで高さを出す必要があります。
回転の制御は腕の動きと手を離すタイミングで調整しましょう。
空中にある箱を取りに行くのではなく、手の位置に箱が来るように投げることを心掛けて練習しましょう。

 

横組み下手持ち オールリリース

難度: 4

 

「横組み オールリリース」の投げ上げる側の手をした手持ちにしたパターンです。
腕の振りをつけやすいので、高さを出すことに優れています。

 

縦組み オールリリース

難度: 4

 

縦で組んだ状態から「オールリリース」を行う技です。
力を入れすぎず、手を離して空中に”置いてくる”イメージで投げるとよいかもしれません。
膝の動きと腕の振りが十分であれば自然と回転がかかります。

 

カスケード

難度: 4

 

「上投げ」の後に、投げた手と逆側の手の箱を投げる技です。
最初に飛ばす箱は内側に向けて、少し高く飛ばすことを心掛けてください。
このとき、投げる箱を投げるタイミングも重要になります。
動画を参考にベストなタイミングを体に覚えこませましょう。

 

ミルズメス

難度: 4

 

「カスケード」で投げる箱が腕の下を通る技です。
投げるときは腕を少し引いて勢いをつけるとよいでしょう。
練習するときは体の正面で箱を挟むことを心掛けましょう。

 

オールリリースクロスキャッチ

難度: 6

 

「オールリリース」で投げた箱をクロスキャッチで取る技です。
体の正面か少し低い位置で取ることを心掛けるとよいでしょう。
クロスキャッチをする関係上、高い位置でとるのは難しいです。

 

3シガーカスケード

難度: 7

 

「カスケード」を連続で行う技です。
肘を起点に腕を振り、手首は回転の微調整程度にとどめることを意識しましょう。

 

連続手渡し 右足→左足

難度: 8

 

「2アップリリース」の途中で足の下を2回通す技です。
滞空時間が必要になるため箱を高く飛ばすことを心掛けましょう。
飛ばす箱の軌道や回転が安定しない場合は、「2アップリリース」を高く投げる練習や、片足での手渡しの練習をするとよいでしょう。

 

連続手渡し 足→背中

難度: 8

 

「2アップリリース」の途中で足の下と背中の後ろを連続で通す技です。
「連続手渡し 右足→左足」と同じコツを意識しましょう。